旋回半径
R:旋回半径[NM]
V:TAS[kt]
:バンク角[°]
n:荷重倍数[G]
水平旋回をしているとき、向心力Fは図1から
重量Wは、質量m × 重力加速度gなので
また向心力Fは速度をV、旋回半径をRとすると、下式となる
①、②より
Rについて解くと
gは重力加速度9.8[m/sec2]、VはTAS[m/sec]なので[kt]から換算
また、アウトプットが[m]になるのを[NM]に換算すると
図1からL、W、Fの関係は三平の定理によって下式となる。
Lは荷重倍数nと重量Wよりなので
なので、上式をFで解くと
②、⑤より、Rで解くと
④と同様にして
旋回率
:旋回率[°/sec]
V:TAS[kt]
:バンク角[°]
n:荷重倍数[G]
360°旋回する時間Tは、旋回半径Rと速度Vから
旋回率ω[°/sec]は
余談だが、旋回率をラジアンを用いて[rad/sec]で求めると下式の様にシンプルになるが、フライトではラジアンは使用しないので[°]で考える
⑦に③を代入して
③、⑥からなので
gは重力加速度9.8[m/sec2]、VはTAS[m/sec]なので[kt]から換算すると
同様に